ゴジラ3部作を見終えて
めちゃくちゃ面白かったです。
でも冷静に考えてこの作品を構成要素を分解すると一般的に面白いと思える部分が皆無な気がしたので考えの雑多書きをしてみます。
文体ごっちゃごちゃだと思いますが自分の考えをまとめたいだけで人に読ませる意図として書いてないのであしからず。
ハルオ
1、2部では主人公、3部から舞台装置へ
作品中の負の感情の象徴。怒り、憎しみ、復讐等。
作中でも言ってたけど怪獣を怪獣たらしめる要因。人が憎まないと怪獣にはならない。
3部での装置っぷりが一般的な面白くなさの原因な気がする。
なんか自己満足で死ぬし。結局最後まで何がしたいのかが強くなかったのは悪い気がする。
メトフィエス
多分裏主人公。鎧武の戒斗的な。一番書きたかったキャラクター?
種族と宗教観の対立っていうのはテーマとしてある、そこを象徴するキャラクター。
もう1回メトフィエス目線で通して見る必要はある。
メトフィエスがハルオに対して感じた一方的な役割や感情は物語の起伏足りえるものだしここは面白い部分になりえたと思う、多分。
最終的にハルオに信奉してた気もする。
杉田
多分書いてても演じてても一番楽しかったキャラだと思う
こいつだけで進行した気がしなくもない
絶対無敵の存在。怪獣を怪獣たらしめる「強さ」というものに極ステ振ったやつ
多分虚淵作品でこいつより強いの沙耶だけじゃねぇのかな
アルまどで勝てない気がする
ただ「強い」ってだけでそれ以上の役割が無かった感じ、ハルオが憎む対象ってだけで多分ゴジラじゃなくていい。多分こういうとこが面白くない要因だと思う。
作品が進むにつれてハルオの敵の対象がゴジラ→メトフィエスに変化したのにこいつが生き残ってるから物語の整合性が取れてない気がする。
ギドラ
なんでこいつこんな弱かったの
次元外の存在っていうのしか強みなかった要因がよくわからん、神様なんだから互角になってからもゴジラしばいてくれれば怪獣映画の体裁はあったんだけど。
ゴジラが絶対無敵の存在としてある以上神様だろうと敵わないみたいな絶望感の付け足しにしてはやるのが遅い。
敵はギドラじゃなくてメトフィエスだったからただの噛ませってことなんだろうけどそれでポスター堂々と飾るのはあまりにも悪趣味すぎませんか。そういうとこを好きになる自分の感情がよくわかりません。
こいつ絶対尺たんなかったろ。伏線張るだけ張ってこういうのそういうとこだぞ
進行ざっくり
問題提起→絶望感→新設定による問題解決→不可能→最初に戻る
確か永遠とこれだけだった気がする。
あとなんか他にもキャラクターいっぱいいたけどここに挙げたの以外たいしていらなかったと思う。3部作で1個1個間が開くのにキャラクター多いのは忘れやすい原因だしそこ失敗では?
どうしようもない絶望感とか、やるだけやっても努力が無駄に終わる結果とかを見て楽しむ物?
なんで俺はこれを大絶賛してるの????????
多分もう1回通して見てからぽつぽつ書き足すと思う。まとまったら違う記事にするのかな?