視点を増やすと楽しい話~レゾンデートル・パーティー~

勝手にアマプラのひぐらし卒レビュー見て勝手にキレながらムテキング見てたらバーチャルツイッタラーと化した影山ですこんにちは。

ムテキングは見なくていいです。テスラノートを見ろ。

 

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同じ作品を視聴して別の人間で感想が変わるっていうの当たり前だと思うんですけど実は凄くないですか?っていう凄い当たり前の話を言語化したくなったので書くだけです。

 

だったら自分の中に全てのパターンで楽しめる人格を疑似的に宿せば全て楽しめるな?ってなってここ2ヵ月ぐらい色々アニメドラマ映画見てました。

 

この辺でそれが出来てるって人は読まなくて大丈夫です。

 

結論ほとんど出来ると思います。

結局創作物である時点で、人の作った物なので意思が介在してるんですよね、

そこの意思を汲み取ろうとすればそれ自体が「楽しみ方」になるんで大体楽しめます。

 

勿論、一人と一人の会話ではないのでどうしても汲み取れない部分は存在してくると思うんですが、殆どないです。

「この展開、好きな人いそうだな~」って思考を捻じ曲げて自分を騙すと基本いけます。

一番良かったのがゲキドルを見た時で、この作品SF×アイドル×百合なんですけど後者の2つが特に苦手だった為もう実は男だってフィルターかけて見たんですよ。BLは好きなので。

 

そしたら意外と楽しめました。4話あたりで主人公が突然キスされてトラウマ掘り起こされるシーンがあるんですけど、

あったのを「女装ホモが突然女にキスされてパニクった」に変換したら面白くて。

 

そんな感じで序盤乗り切ってたら、中盤からのSF要素が普通に面白くてフィルター通さずに楽しめたんですよね。お得じゃん。

 

最後まで見終えたら普通に良かったなって、性癖みたいなもんでなんでも抜ける方が得じゃないですか。10年ぐらい前にこれ気付いて性癖拡張してたらまぁ大体なんでも抜けるようになったんですけど。多分これ創作物でも一緒です。

「好き」も「嫌い」も感情のエネルギーなんでどっかキッカケ掴めると反転するんですよね、ファンはよくアンチになるので。

 

結局作者とか製作委員会のやりたいことを理解出来ればそれなりに楽しめはすると思います。理解した上で好き嫌いで評価が下るのはしょうがないんですけど。

 

好き嫌いで評価をするのはおかしいけど、好き嫌いで評価するコンテンツなので。

お前が沙都子を嫌いになったから☆1ですじゃねえんだよお前の話は聞いてねえんだよ

 

実際ムテキングマジでつまんないんですけどなんか癖になってるので実際見て見ないとわからないって言うのは本当にそうだな、って思ったし

ネットのレビューが増えてきて簡単に評価の高い/低い作品がわかるようになったけど

結局自分で見て自分の楽しみ方を見つけると楽しいよね。って話で。

 

先に挙げた「男として見る」が穿った見方とか揶揄されそうですけど、本人が楽しんでればいいと思うんですよ、楽しむための創作物なので。まぁそれを他人に押し付けるのはよくないと思いますけど。

 

所謂「楽しむ努力」って奴。言葉の圧力が強いから嫌な言葉に聞こえるけど、根本的な話をすれば日本の作品を見るなら日本語の勉強自体が「楽しむ努力」の始まりなので。

教養がないとお笑いがわからなくなるみたいな話というか。

送り手と受け手が手を伸ばし合うのが楽しむことなんだなーって当たり前の事を最近自分の中で言語化したのでここに書き残しておきます。