竜とそばかすの姫はワニ以下

未来のミライのトラウマの克服の為に細田監督の最新作を見に行きました。

 

やっぱわかんねーーーーーーー、以下ネタバレ感想。

 

 

 

最初に主人公の母親が川の氾濫に取り残された子供を自分を犠牲にして助ける所から始まります。(ここ重要なんやろなあ)

なんでお母さんは私を残して名前も知らない子供を助けて死んだのか…主人公、鈴の葛藤から物語は始まりました。

 

歌は上手いが人前で歌えないリアルで地味な幼馴染に片思いしてる私、鈴がバーチャル世界でベルと言う歌姫になって云々みたいななろう系か~?みたいな感じで進んでいきます。

細田のケモナー趣味、業。)がライブ会場に乱入して大変。

 

なんでも竜は悪い奴らしく皆から嫌われてるんですね。でも惹かれてしまう鈴。

そこからの愛と絆と音楽の物語かな~みたいな感じに思ってて実際、序盤~中盤と掛けてディズニー調に話が進んで、「これは歌と映像で楽しませるタイプの映画かな?」と思ってたんですよ。

(だってなんか竜が嫌われてる理由今一説得力薄いし惹かれる理由も特に見当たらないし)

 

多分半分過ぎたあたりで別案の後半フィルムに変わったと思うんですけど(名推理)

 

竜君は誰なんだろうって事で捜索していると、Youtube(的な奴)で虐待されてる兄弟の配信が見つかる。謎の力(重要)で竜だと思う鈴。

鈴は普通の女子高生なので助けたいと思い通話を試みます。

助けたいと告げるもどうやって?に返せない鈴。ここはわかる。(バーチャル世界で面識のある)ベルと名前を告げるも信じて貰えず、信じて貰うには素顔でライブ配信するしかないとなる(なんで?)

 

いやほんとになんで?

 

素顔で歌を披露する鈴、本人だとわかり助けを求める少年達。なんだかんだ居場所がわかって鈴一人で救いにいきます(なんで?)

 

竜の中身を発見し、虐待してる父親にドヤ顔見せたら逃げてったので帰ります(なんで?)

 

帰ってくる鈴、一件落着(してない)し人前で歌えないトラウマも克服し、めでたく片思いの幼馴染の男の子と付き合い始めます。めでたしめでたし。は?

 

いや竜の本人どうなったん?????????

なんでお前がドヤ顔しただけで父親逃げたん?????

最初の母親が助けた子供何??????????

 

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本当に誰だったん?????????????? 

 

 

等、、他にも突っ込みどころが多々ありながらも音楽と映像はまぁ良かった…んですかね?

テーマソングの「U」は凄い良いです。サビの疾走感が癖になる。

それ以外は個人的にイマイチだったかなー。まぁここは僕の感性によるものなので。

 

ワニとどっちが面白いかと言われたらこっちです。物語としての完成度はワニですけど。(あちらは特に見ていて不明瞭な点がなかったので。別に面白くないですけど。)

あと未来のミライみたいにケモショタがケツに異物挿入してイクみたいな自分の性癖やりたいだけみたいな不快になるシーンはあんまりなかったかな…

 

映像作品と言うものは話が面白いだけでも、映像や音楽だけが素晴らしくても駄目なんだなあということを改めて認識させられました。

(雰囲気だけでごり押してくれればそれはそれで楽しめるんですけどね…旧劇エヴァとか筆頭だと思います。こないだ久々に見たけどポケモンフラッシュとか多用してて今思えば洗脳効果あると思う。)

 

「楽しい」映画と「面白い」映画は厳密に違うんだなぁー。

 

FGO6章読み終わってからエンタメに触れたいと言うモチベーションは多少復活しているのでまた何かあったら更新します。また何かのクソ映画で。